松屋式 ドリッパー着荷!

もう10年以上使っているハリオ V60ドリッパーです。
写真は、蒸らし始めた直後で、コーヒーが膨らんでいます。

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カリタ式と違い1点落下なので、濃いコーヒーを抽出
出来るのがポイントですが・・・
フィルターとドリッパーが接触すると抽出液の落下速度が速くなるのが気になってました。

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本家松屋式ドリッパーネットで購入しました。
本体800円ほどなのですが・・・
送料が1650円~
1万以上買わないと送料無料にならないので、躊躇してましたが
清水の舞台から飛び降りてしまいました~

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他の方式と違って、サーバーの中に入る事で
ドリッパーの構造を簡略化して経費節減効果もあります。

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松屋式のポイント!
粉を投入してから、中心部を掘り下げて穴を掘ります。
こうする事で、全ての粉にムラ無く、少ない湯量で蒸らし過程に入る事が出来ます。
この後、1枚目の写真の状態になります。

皆さんは、コーヒー抽出しててドリップ面にポツポツカニの穴が空いた事は無いでしょうか?
これは、均一にお湯を投入出来て無いので、余計な空気が粉の中に混じってる失敗例です。
湯が浸みてる粉と、染みて無い粉が混じってるので、味ムラの原因となります。

松屋式では、粉の表面積を多くする事で、この失敗を起こしにくくしています。

お湯は沸かしてから、数分冷ましましょう。
適した温度は90℃前後と言われています。
(諸説あります)

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お湯の注入は中心部にたっぷり・・・
徐々に周りに広げて行きます。
松屋コーヒーサイトからお借りしてきました。
詳しい抽出方法は本家をごらん下さい。

蒸らしは、蓋をして3分!
これ用のフタを注文した筈なのに小さすぎるじゃん~
>_< お湯の投入は、液面が上がらない程度の少量ずつ。
けして、ドバドバ投入してはいけません。

しかし・・・
松屋式ではサーバーとフィルターが僅かに接地する部分から
抽出液が流れ落ちやすくなってしまう部分がありました。
(それでもハリオよりは遙かに少ない)

写真は、サーバーとの接触を無くする為に持ち上げて
ドリップ中です。

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ドリッパーをサーバーの上に設置出来る様に3Dプリンターで作ろうかと・・・
構想を練ってたら、もっと簡単な方法を思い付きました。
ハリオV60の上に松屋式ドリッパーを重ねる2プラトンドリップ~
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最下部で、僅かにハリオとペーパーが接地する部分があるので
時々持ち上げながらじっくり抽出します。

松屋式は全抽出量の1/2でドリップを止めるのが基本ですが・・・
近年、わが家では3人分で50gほどの粉を使って
一人分、抽出した段階でドリップを止めます。
これを4人分まで、お湯をつぎ足して飲むとわが家の好みの濃さになります。

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その分、抽出には非常に時間がかかり・・・
1杯分抽出するのに5分以上掛かってます。
時間は掛かりますが・・・
コーヒーの良い部分だけを抽出する方法です。

試しに、この後で中断してた
ドリッパーにお湯を注いで抽出してみて下さい。
香りからして、雑味が解ります。
2番煎じは雑味かなり目立ちます。
普通の抽出方法では、この後半の雑味も一緒にして飲んでるのです。

今、ドリップして飲んでる方は、その粉で松屋式ドリップを試して見て下さい。
同じ粉でも、雑味の少ないコーヒー本来の味を楽しんで頂ける筈です。

最近、専門店でも酸味の強いコーヒーが主流になってる様です。
私も全国、あちこちの有名店で味わって見ましたが・・・
どうしてもコーヒーの酸味は好きになれませんでした。
そんな訳で、自分で焙煎するようになりました。
高級品は使ってません。
普段、毎日ガブガブ飲めるコスパ重視で焙煎してます。
メルカリで販売してますので、興味のある方は見て見て下さい。

メルカリ 森のくまさんファーム